小野あけみ先生とのエピソード

今朝もサムサーラブログを読んで頂き
ありがとうございます
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私の恩師である小野あけみ先生の話をさせていただきます

小野先生のご自宅に招かれてお伺いしたとき
最初に驚いたのは床が鏡のように磨かれていたことです

床が見えている面積とお金の豊かさは比例すると言われますが
小野先生のご自宅は無駄なものは一切なく広い床が広がっていました
食器棚の中も美術館のように一つ一つ間隔をとっておいていました
もちろん浴室や洗面台などカビひとつなくピカピカでした

食べ物もこだわっていて
とくに基本の調味料 お塩 お醤油 お味噌 お砂糖 お酢などはこだわりぬいていました
鍋は南部鉄の鍋ですべて調理していました

 

ここまで聞くと素晴らしく聞こえますが
前に書いた中庸のブログでもあったように物事に良い悪いはなく
小野先生は反面返すと神経質でもありました

印象に残っているのは
人が作った手作りのものを
「あなたが作ったのは信用できないからいらないわ」
と言って断っていたことです

 

私がヨガの先生になりたいと言った時
「ヨガの先生になるには飲みニケーションが大切よ
お酒が飲めない人は先生にはなれないわ
私が飲み方を教えてあげるから勉強なさい」と言って
小野先生の行きつけのお店でお酒の飲み方を教えていただきました

神経質で美食家の小野先生は行きつけのお店が決まっていました
大分は鶏小舎
別府は もみや 大和田寿司 天狗童
日出は 的山荘などでした
私にとっては贅沢なところばかりでした

そこで教えていただいたのは
醸造酒は体にいいとのことでワインと日本酒でした
なのでワインと日本酒が今でも好きです

小野先生との食事会は常に4、5人の生徒さんも一緒でした
小野先生はよく心の話をしてくださいました
ただ途中で必ず
「今の理由を言ってごらんなさい」とか
「これはどうしてか言ってごらんなさい」とか
常に質問され 答えられなかったときはお説教に変わります(笑)
お酒の席ではありましたが リラックスというよりは緊張感いっぱいでした
その分有り難いことに沢山学ばさせていただきました

久しぶりに小野先生との食事会を思い出しました
楽しかったような苦しかったような・・・
食べることの大好きな私にとっては美味しかったが一番の思い出かもしれません(笑)

 

ヨガの勉強が終了し卒業のとき
大分の鶏小舎で
大きな紙袋を抱えた小野先生が
新作のルイヴィトンのバックを2つ用意されていて
「どちらでも好きな方を選びなさい」と言って
プレゼントしてくれました

小野先生には本当によくしていただきました
こうして今があるのも小野先生のお陰です(拝)

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健康で気持ちよく 物事がスムーズにいく一日となりますように
土日祝日はお休みさせていただきます(_ _)

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